バスで子どもが座る席に老人が割り込んだ話題について思うこと

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バスで子どもが座っていた席に、おじいさんが無理矢理割り込んで口論に発展した動画が話題になっていますね。

私もよく子ども連れでバスに乗るので、思ったことを。

 

 

問題の動画について思う

はっきりした状況はわかりませんが、

  • 子どもが1人掛け(1.5人分座れる幅広座席だったとの情報も?)の座席に座っていたところに、酔ったおじいさんが無理矢理割り込んで座る。
  • 母親ともう1人の女性が厳しく非難。
  • おじいさんが子どもにチンピラと暴言。
  • 激しい口論に。

 

ネットで意見を見ると、おじいさんを非難する声がものすごく多いですよね。老害だとか。

確かに、何も言えない小さな子のとなりに無理矢理割り込むなんて、いい年した大人のすることではありません。

ネットのニュースによっては子どもを引きずり降ろして座ったと記載されているものもあって、それが本当なら最低だなと思います。

でも、1.5人分座れるスペースという記載。

バスって席の形状によっては、詰めれば一人分の座席に大人と子どもが2人で座れたりするんですよね、本当に。

私もよく4歳の息子と2人で座ります。

酔って正常な判断が出来ないおじいさんが、ただただ(あ!座れそう)と思って座っただけかもしれない。

まぁそれでも普通は座らないし、このおじいさんが悪いというのは前提として…

 

私が同じ状況にあったら、子どもを立たせて何も言わずにその場を離れ、

降車後に世の中には色んな人がいることを話して聞かせるかなと思います。

第一酔っている他人って何をするか信用出来ないのでそばに子どもを置いておきたくないし、

無用な争いを子どもに見せなくない・巻き込みたくない

 

何かされたのなら(引きずり降ろされたのが本当なら)勿論私でも抗議するけれど、

席への割り込み程度なら触らぬ神に祟りなしって思います。

実際触ってしまったことで、子どもが暴言を受けていますしね。

 

ワイドショーで小倉さんが「どっちもどっち」等と発言したことへの非難の声が上がっているようですが、正直私もちょっと同感。

この子が何歳かはわかりませんが、口論の途中から声を上げて泣いていることから、まだ未就学児かと思われます。

他人を非難して子どもを守らなくてはいけないことも時にはあるかもしれませんが、この場合は果たしてどうだったのでしょうか。

 

子どもは優先されるべきか

脱線しますが、子どもって優先して席に座らせてもらうべき存在なのでしょうか。

これ、本当に一般的にどうなのかわからなくて悩みます。

例えば、バスや電車で優先席のみが空いている場合。

そんな時は迷わず子どもだけ座らせて私はそばに立っています。

けど、そこにお年寄りが乗車してきたら…?

今のところそんな場面には出くわしていませんが、例えば見るからに足腰の弱そうなお年寄りだったら、子ども<お年寄りで、席を譲るべきですよね、やっぱり。

まぁそんなお年寄りが乗車してきたら、さすがに周りの大人が譲りますかね。

 

息子の場合ですが、3歳半頃から立ってバスに乗ることができていました。普段から歩いているのでやや足腰強めかもしれませんが…。

とはいえもちろんよたよたするので、私が足で挟んで(ペンギンみたいにw)片手で抑えてですが。

子どもは何も文句を言わないどころか、普段「ちゃんと座りなさい」と言われるのに立っていられることが嬉しい様子です。

 

なので、混んでいるバスに乗り込んだ際も(誰かうちの子に席譲ってよ)とは思いませんし、むしろ周りの人に気を遣わせてしまいそうで居心地の悪い思いをします^^;

もしかしたら、そんな風に思っているお年寄りも少なくないんじゃないかなーなんて思います。

そのため、ペンギン状態の際私は息子が倒れないよう必死なのですが、それを悟られないように楽しそうに息子と小声で話したりしています。が、

子どもに席を譲ってくれる人って、意外に多いのです。

 

公共の場での学び

私が子どもと一緒にバスを利用するのは、主に夕方の帰宅ラッシュの時間帯。

なのでお年寄りが乗車していることは稀で、大抵が学校帰りの学生や、仕事帰りのサラリーマン、買い物帰りの主婦層です。

 

その中でも特に、若い男性と中年以上の女性は、私たちが立っていると声をかけてくださいます。

一番後ろの席に座っていた学生らしき男の子が、わざわざ中ほどに立っていた私たちのところまで来て、「座ってください」と譲ってくださったこともあります( ;∀;)

立っていられるのに気を遣わせてしまった心苦しさもありますが、

それ以上に労ってくれた気持ちがとても嬉しくて、そんな日の私はすこぶる機嫌が良いですw

 

降車する際に譲ってくれた方がまだ車内にいたら、もう一度「ありがとうございました、助かりました」とお礼を言い、降車後に息子に「譲ってくれて嬉しかったね。優しい人だったね。あんな人にってほしいな」と、

譲ってもらって当たり前だと思わないこと、赤の他人をも気遣える思いやりのある人になってほしいことを、さりげなく伝えています。

他人との関わりでしか生まれることのない学び。特に、弱者へ譲る・譲られるということを体験するのに、バスや電車などの公共交通機関は絶好の場所ですよね。

 

番外編

子どもはよーく見ています。

ちなみに、大人も見ています。

以前こんなことがありました。

 

満席のバスに乗り込んでしまった私と息子。

その日はなぜか、学生風の若者が多くて。

近くの1人席の前後に座っていたカップルの女の子が、チラチラこちらを見ていて…あー、バツが悪い思いしてるのかなぁ、となんだかこちらまで悪いことしてる気になって、早く降りたーい!と思っていました。

 

乗車から数分後。前述の一番後ろの席に座っていた男子学生が声をかけに来てくれました。

お礼を言って息子と席へ移動する際、私は見てしまいました。

先ほどの女の子が、席を譲ってくれた男子学生をじーっと見ているではないか!!

 

…私がその女の子だったら、近くに座っているにも関わらず全くしらんぷりの自分の彼と、わざわざ移動してきてまで他人に善意を働かせる彼。嫌でも比べてしまうかなー。

 

本当、息子もそんな優しい青年になってほしいな。

あんな人になるんだよ、なんて、小さな子のお母さんに言われるような人に。

 

席を譲る勇気

席を譲るのって少し勇気が必要ですよね。

余計なお世話かも?断られたらどうしよう?とか。

私も20代の頃、そんな風に思って声をかけられないことがたくさんありました。

 

ですが子どもを持ってから、他人から労ってもらうことは、どうしても必要なことではなくても気持ちが良いものだということを経験から知ることが出来ました。

息子がもう少し大きくなったら今度は譲る側へ。

まずは親がお手本にならないとですよね。

 

冒頭の話題ですが、私的にはやっぱり争いは避けようよという結論です。

かわいい我が子が怖い思いをさせられて腹が立つ。けれど、そんな非常識な人間もいるということを知るいい機会になったと思って。

世の中にはいろんな人がいますからね、ほんとに。

子どもが怖い思い・嫌な思いをしたら、ただただ守って安心させること。

我が子が常識もモラルも持ち合わせた大人になること、親はそれだけを考えて行動してもいいのではないでしょうか。